Publications

CONFERENCE (DOMESTIC) 情報共有過程における齟齬の予防的早期検出手段としての再構成型概念マップの活用 ーWebサービスのBizDevOpsチームにおけるドメインモデルの共有・洗練を目的としてー

林 直也, 渡邉 弘大 (広島大学大学院先進理工系科学研究科), 林 雄介 (広島大学大学院先進理工系科学研究科), 平嶋 宗 (広島大学大学院先進理工系科学研究科)

2024年度 人工知能学会全国大会(第38回) (JSAI2024)

June 11, 2024

情報システムの開発プロジェクトや保守運用プロセスにおける異職種間及び同一職種内のコミュニケーションは、業務遂行において不可欠である。特に、ドメインエキスパートからエンジニアへの的確な要件伝達、並びにエンジニア内でのコアとなるシステム知識の共有は、システム開発や保守運用において重要な活動である。しかしながら、これらのコミュニケーションにおいて齟齬が生じた際、その齟齬の検出が遅延する場合や成果物の完成後にその存在が判明する場合がある。これらの状況は、システム開発の遅滞や手戻り、システム事故のリスクを高める。この問題の解決を図ることを目的に、本研究ではWebサービス開発におけるBizDevOpsチームを対象として、直面するコミュニケーションの齟齬に対して早期検出の支援を行う。この実現のために、本研究では先行研究で提案されている再構成型概念マップを採用し、実際の開発現場において実践的利用を試みたため、その結果を報告する。

Paper : 情報共有過程における齟齬の予防的早期検出手段としての再構成型概念マップの活用 ーWebサービスのBizDevOpsチームにおけるドメインモデルの共有・洗練を目的としてーopen into new tab or window (external link)