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CONFERENCE (DOMESTIC) ウェアラブルUWBの時系列CIRを用いた呼吸推定

芝塚 育大 (東京科学大学情報理工学院情報工学系), 藤重 凱人 (東京科学大学情報理工学院情報工学系), 坪内 孝太, 西山 勇毅 (東京科学大学情報理工学院情報工学系), 下坂 正倫 (東京科学大学情報理工学院情報工学系)

情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会 (IPSJ SIGUBI)

November 19, 2025

呼吸は健康・疾患・認知負荷に関わる重要なバイタルサインである一方,換気量や呼吸波形の連続的な推定は一般に装着負担の大きい機器を要するため,日常的なモニタリングには適さない.一方で,日常装着が容易なウェアラブルデバイスの多くは呼吸数推定にとどまり,詳細な呼吸波形の推定は困難である.Ultra-Wideband(UWB)は胸郭運動を低負担で捉え,呼吸波形まで推定する計測手段であるが,ウェアラブルに適用した場合,UWBレーダと体の姿勢との相対位置関係による影響や,体動によって呼吸信号が埋もれるなどの課題については十分に議論されていない.本研究では,UWBの手首装着型を提案し,低負荷な計測形態と呼吸波形測定の両立を図る.また,特定の姿勢や動作において,体とセンサの相対位置関係や動作による体動が呼吸波形推定に与える影響を明らかにする.被験者の特定の動作・姿勢下でUWBの時系列CIRから呼吸波形を推定し,環境設置型と手首装着型とを比較して,呼吸波形復元の精度を評価する.

Paper : ウェアラブルUWBの時系列CIRを用いた呼吸推定open into new tab or window (external link)