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JOURNAL (DOMESTIC) Label Differential Privacyの予期せぬ漏洩と限界
関口 ひなた (お茶の水女子大学), 高木 駿, 長谷川 聡, 松本 茉倫, 小口 正人 (お茶の水女子大学)
情報処理学会論文誌データベース (IPSJ-TOD)
April 21, 2026
秘匿ラベルのみを匿名化するLabel Differential Privacy(Label DP)は高い有用性を持つ一方で,特徴量とラベルの相関によって秘匿ラベル情報が漏洩する可能性がある.本研究では,この現象を「予期せぬ漏洩」として定量的に定義し,その性質を解析した.具体的には,予期せぬ漏洩と特徴量-ラベル相関の厳密な関係を明らかにしたうえで,予期せぬ漏洩を防ぎつつDPよりも有用なメカニズムを構築することは形式的に不可能であることを示した.さらに,実データおよびシミュレーションの両面から,相関が強いほど予期せぬ漏洩が増大すること,また同一漏洩水準下では有用性においてDPがLabel DPを上回り得ることを確認した.本研究は,予期せぬ漏洩に基づく監査フレームと,相関強度を指標としたDPへの切替基準を設計指針として提示する.
Paper :
Label Differential Privacyの予期せぬ漏洩と限界
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