LINEヤフーの研究開発

その他 (国内) スマートフォンの内カメラと角膜反射像を用いたホバー入力操作推定

高柳 直歩 (慶應義塾大学), 池松 香, 加藤 邦拓 (東京工科大学), 張 翔 (慶應義塾大学), 杉浦 裕太 (慶應義塾大学)

第202回ヒューマンインタフェース学会研究会「人工現実感，エンタテインメント，メディアエクスペリエンスおよび一般（SIG-DeMO-15）」

2023.5.24

スマートフォン上でのホバー入力操作は，インタラクションの拡張や，非接触で操作できるという観点から注目を集めている．スマートフォンにおいてホバー入力を可能とするための検出機構は特定の機種にのみ搭載されており，一般の機種では専用のアタッチメントが必要となる．本研究では，角膜にスマートフォンの画面の光が反射して映る像を内蔵インカメラで撮影することでホバー入力操作を推定する手法を提案する．角膜に反射したスマートフォンの像のうち，ユーザの指で覆われている部分が影となって欠けることを利用する．本稿では，提案手法の精度を検証する実験を行った．

Paper : スマートフォンの内カメラと角膜反射像を用いたホバー入力操作推定 （外部サイト）