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カンファレンス (国内) 多様な環境音の合成と変換のための基礎検討
岡本 悠希 (立命館大学), 柳生 拓巳 (立命館大学), 井本 桂右 (立命館大学), 小松 達也
日本音響学会 2019年秋季研究発表会 (ASJ 2019 autumn)
2019.9.4
音を出力する音の合成・変換において、入力された情報と出力音との対応を統計モデルで表現する手法が広く用いられている。音声を対象とした技術は幅広く検討されている一方で、音声以外の多様な環境音を合成・変換する技術についても、映画や動画コンテンツ、ゲームなどの背景音作成[3]、バーチャルリアリティコンテンツの作成[4]、環境音分析のためのデータ拡張[5] など様々な用途への応用が期待できるが、これまで検討例は多くない。本稿では、環境音合成や変換に関連する技術について、想定されるアプリケーションや問題設定について整理し、環境音合成技術の一つである音響イベント合成を例に、環境音合成技術の現状の到達点と主観評価方法について述べる。