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カンファレンス (国内) 個人端末のコンテキストを使った本人性の検証
情報処理学会 第16回 CDS(コンシューマ・デバイス&システム)研究会
2016.6.2
電子チケットや施設予約など、オンラインでユーザーが登録したサービスを、 オフラインの現場において本人であることを確認した上で提供したいというニーズが増えた。 従来、ユーザー認証や本人確認を実施しないため、入手した権利を 高値で他人に売りつける転売やなりすましが可能である。 そのため、サービス提供者は購入者へ直接サービスを提供することが難しい。 それに対して、サービス提供者は本人認証や厳密な本人性の検証を導入することで対応している。 しかし、認証を施してもオフラインにおける本人と認証結果が必ずしも一致せず、 厳密な本人性の検証を行うためにはユーザーとサービス提供者双方の負担が大きいという課題を抱えている。 そこで、本稿ではオンラインでユーザーの本人性を検証した結果をオフラインで提示できるシステムを提案する。 提案システムは、従来手法と比べて、転売やなりすましに耐性を持ち、ユーザーとサービス提供者の負担を 軽減することができる。
Paper : 個人端末のコンテキストを使った本人性の検証 (外部サイト)