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カンファレンス (国内) 生体認証を用いた利用者の同一性確保
コンピュータセキュリティシンポジウム 2016 (CSS2016)
2016.10.11
IDやパスワードを使った認証に代わり、個人の生体特徴情報を使った生体認証の導入が増加している。 特に、従来の生体認証の形態に比べてユーザのプライバシーや安全性に配慮した手法として、 分散型生体認証が注目されている。 この手法は、ネットワーク上にユーザの生体情報を流すことなく、認証結果をやりとりするため、 生体情報の流出のリスクを最小限に留めることができる。 本稿では、分散型生体認証を使ってユーザが端末を他人と共有するユースケースにおいて、サービス提供者が 登録した本人と利用者が同一人物かという本人性を確認できない問題を提起し、 その技術課題を解決するため適切なアクセス制御を行う手法を提案する。
Paper : 生体認証を用いた利用者の同一性確保 (外部サイト)