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その他 (国内) 画面上の触覚フィードバックがバーチャルジョイスティックに与える影響の基礎調査

角田 陸 (筑波大学), 松田 大樹 (筑波大学), 白根 薫 (筑波大学), 和田 優斗 (筑波大学), 池松 香, 志築 文太郎 (筑波大学)

第210回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会 (HCI研究会210)

2024.11.11

スマートフォンにおいて,仮想的なジョイスティック(以下,バーチャルジョイスティック)を用 いて画面内のオブジェクトを操作するゲームが存在する.しかし,バーチャルジョイスティックの操作に おいては,視認しないと中心位置および中心位置からの移動方向を認識しにくい.そのため,バーチャル ジョイスティックのユーザが認識している位置と実際の位置がずれることによって,意図しない方向に入 力が発生するという課題がある.我々は,この課題を解決するために,凹凸を彫刻したスクリーンプロテ クタをスマートフォンに貼付することによって,バーチャルジョイスティック操作に対して触覚フィード バックを付与した.触覚フィードバックが,ユーザの知覚するバーチャルジョイスティックの中心位置お よび移動方向に与える影響を調査するために,バーチャルジョイスティックの中心点の触覚の有無および バーチャルジョイスティックの外枠触覚の有無を組み合わせた 4 種類の触覚パターンを用いて実験を行っ た.12 人の参加者に対し実験を行った結果,触覚がある 3 つの条件の方が触覚がない条件よりも中心位置 および移動方向の入力が正確であった.

Paper : 画面上の触覚フィードバックがバーチャルジョイスティックに与える影響の基礎調査新しいタブまたはウィンドウで開く (外部サイト)