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ワークショップ (国内) TetraForce: スマートフォンの表裏両面に対する垂直・剪断方向の力を入力可能な磁気式インタフェース

土田 太一 (東北大学), 藤田 和之 (東北大学), 池松 香 (東北大学/ヤフー株式会社), Sayan Sarcar (Birmingham City University), 高嶋 和毅 (東北大学), 北村 喜文 (東北大学)

第30回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ (WISS2022)

2022.12.12

スマートフォンの2つの面(タッチ面と背面)に対する2種類の方向(垂直方向と剪断方向)の力による入力を可能にするスマートフォンケース型の磁気式ユーザインタフェースTetraForceを提案する.本インタフェースの背面には,3 DoFで可動するパネルが搭載されている.このパネルには磁石が取り付けられており,その変位をスマートフォン内蔵の地磁気センサ(および加速度センサとジャイロセンサ)により推定することで力による入力の検出を実現する.本インタフェースのプロトタイプを用いたユーザスタディ(N=12)の結果,ユーザによる4種類の入力が平均97.4 %の精度で意図通りに検出できることを確認した.また,本インタフェースを用いたアプリケーションを複数実装し,その有用性を議論した.

Paper : TetraForce: スマートフォンの表裏両面に対する垂直・剪断方向の力を入力可能な磁気式インタフェース新しいタブまたはウィンドウで開く (外部サイト)