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論文誌 (国内) ReflecTouch: 角膜反射像を用いたスマートフォンの把持方法推定

池松 香*, 張 翔* (慶應義塾大学), 加藤 邦拓 (東京工科大学), 高柳 直歩 (慶應義塾大学), 杉浦 裕太 (慶應義塾大学), *co-1st authors

日本ソフトウエア科学会論文誌 コンピュータ ソフトウェア

2024.4.1

ユーザがスマートフォンをどのように把持しているかを検出することで,操作状況に応じた画面表示が可能となる.本論文では,スマートフォンのフロントカメラ(インカメラ)で撮影された顔写真を使用し,角膜反射像を機械学習で分類することで,スマートフォンの把持姿勢を推定する手法を提案する.スマートフォンの画面は光を発するため,ユーザが顔の正面方向でスマートフォンを持つと画面の反射像が角膜に映る.その際,画面上の指が覆う箇所は影となるため,その部分の角膜反射像は欠ける.スマートフォンの持ち方に応じて像の欠け方が異なるため,角膜反射像を用いて把持姿勢の推定が可能になると考えた.本論文では,統制された条件下での研究室実験および,より実環境に近いクラウドソーシングでの実験により,提案手法の識別精度を検証し報告する.

Paper : ReflecTouch: 角膜反射像を用いたスマートフォンの把持方法推定新しいタブまたはウィンドウで開く (外部サイト)