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論文誌 (国内) 連続的軌跡ベースタスクにおけるユーザの主観的な速度と精度のバイアスを考慮したモデルと性能評価指標に関する研究
笠原 暢仁 (明治大学), 大塲 洋介 (明治大学), 山中 祥太, アニル ユフク バットマズ (Concordia University), ウォルフガング スターツリンガー (Simon Fraser University), 宮下 芳明 (明治大学)
情報処理学会 論文誌ジャーナル (IPSJ Journal)
2025.10.15
Human-Computer Interaction(HCI)分野にとって,コンピュータを操作する人間を理解することは重要である. 本研究では,人間の主観的な速度と精度のバイアスに着目し,連続的軌跡ベースタスクにおいてバイアスの影響をモデル化することと,バイアスの影響を低減した性能評価指標を定式化することを目的とした. これは,連続的な軌跡ベースタスクにおける主観的なバイアスの影響を理解や,同タスクによる公平な性能評価につながる. モデルや性能評価指標の有用性を実験的に検証した結果,提案したモデルやパラメータの適用可能範囲や,より公平な性能比較に向けた示唆が得られた. 本研究は,Fittsの法則と速度と精度のバイアスに関する一連の研究を連続的軌跡ベースタスクに拡張するものである.
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        連続的軌跡ベースタスクにおけるユーザの主観的な速度と精度のバイアスを考慮したモデルと性能評価指標に関する研究 (外部サイト)
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